2022.08.22
将棋栄養療法

食事摂らずケトジェニック作戦

昨日出場した将棋大会。

B級ではありましたが、若い人に交じり48歳のおじさんが、優勝という実力以上の、望外の結果を得ることができました。

これまでの経験から、特に集中を要する日には、食事を摂らないことにしています。

朝にいつも通りバターコーヒーを1杯。

昼には弁当が配られますが敢えてこれは食べません。

食べない方が、言い換えれば血糖値を上下させない方が、冴え冴えとした状況がムラなく長時間続きます。

今回の結果は、この「食事摂らずケトジェニック作戦」に依るところも大と思います。

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午後イチの授業で眠くなった経験は誰にでもあると思います。

昼食で血糖値を上げることが、覚醒に関わるオレキシンの活性を抑制して眠気を催すのだと、その機序も分かっています。

また上がった血糖値が下がってくる際には、カウンターインスリンホルモンの分泌を通じて、ドキドキしたりイライラしたりと、精神が一定に保てなくなります。

糖分の摂取がなく血糖値の変動がなければ、身体は脂肪酸から合成されるケトン体を主なエネルギー源として利用するようになり、これをケトジェニックと表現します。

糖質代謝の約4倍ものエネルギーを産生できるようになるこのケトジェニックモードでは、精神のみならず身体も、あらゆるパフォーマンスが向上します。

莫大なエネルギーを要するウルトラマラソンのランナーの殆どは、ケトジェニックであると言われています。

普段から、糖質の摂取を控えめにすること。

食事の回数をコントロールすること。

この2つが、いざという時にケトジェニックを使いこなす上での、鍵となります。

愛飲しているココナッツバター(ギー)
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