健康な人にマスクは不要
新型コロナウイルス感染症に関する騒動が始まって2年半、厚労省が屋外では外しましょうとアナウンスしても未だに殆どの人がマスクをしたまま生活をしています。
感染症が伝播するのを予防するために、というよりも、互いに互いを牽制し合い、“ちゃんとした人である”ことを周囲にアピールするためにしているに過ぎないように見えます。
皆が不織布マスク(以下、マスク)を着用することが、その集団内での新型コロナウイルス感染症増加を予防しないことは、世界中で行われた臨床研究で示されています。
マスクにはウイルスを抑制する効果はなく、特に子供には有害である。
我々が生きていくための本能の一部である肌感覚。
本当の危機がなんであるかを、自身の五感で判断すること。
これを多くの人は失ってしまっているように見えます。
感染症を、いや他人の評価を恐れるあまりに、正常な判断を失っているのかもしれません。
マスクが感染症を抑制している実感はあるでしょうか?
マスクを着ける、あるいは着けさせる、ことに依る弊害はどれほどでしょうか?
僕は2年以上も前から、プライベートでマスクは着けていません。
また何ヶ月も前から、診療中もマスクを外しました。
空気感染している新型コロナウイルス感染症の伝播を、マスクはほとんど予防できないし、なによりも重要な、患者とのコミュニケーションの妨げになると感ずるからです。