不登校は治せる!【動画①それ、治せる症状なのでは?】
当クリニックは16年前に、訪問診療を中心に行うクリニックとしてスタートしました。地域で様々な経験をさせて頂く中で、栄養の重要性、病気からの回復には栄養が不可欠なんだ、ということに気づきました。オーソモレキュラー栄養療法を学び、約7年ほど前からは外来診療において、栄養補充の概念を積極的に取り入れるようになりました。
その後外来でもたくさんの患者さんの悩みを聞き、向き合う中で、重大な気づきがありました。
診療を求めてこられる方の多くはこれからご紹介するように、朝起きようとすると立ち眩みがして起きられない、食欲がない、夜は眠れない、いたたまれないほどに不安である、といった共通の症状を抱えておられ、結果として、学校に行けない、職場に行けない、といった状況にあります。
厄介なことに多くの方は、ここに至るまでに多くの医療機関で検査や治療を行い、それでも解決がつかず途方に暮れている。
当クリニックではこれらの症状に対して治療の取り組みを行い、これまでに一定の成果を挙げています。
どうしてそうなっているのか?どうしたら治るのか?をみなさんと共有したいと思い、一連の動画を作成することにしました。
とは言え、おひとりの力だけでは難しい面もあろうかと思います。最終的には、地域のかかりつけ医の先生とも協力して、治療に取り組んで頂きたいと思います。
*****本動画の概要*****
不登校または職場に行けない
医療の問題 社会的問題(家族、お金)
典型的な症状
- エネルギー不足
朝起きられない、立ち眩み、食欲がない、夜眠れない、自室から出る元気もない - 気分障害 (うつ病、不安障害)
抑うつ気分、強い不安感、パニック発作、視覚・聴覚過敏(幻聴)
医療機関を受診して「起立性調節障害」などとされ、治癒に至っていないケースも多い
⚫1 不登校とは
不登校とは、「病気や経済的理由を除き、年間30日以上欠席した状態」 であると、文部科学省は定義しています。
お示ししている通り、驚くほどに多くの子供さんが、学校に行けない状況にあるようです。
当クリニックは石川県ですので、概ねの人口比率で全国の1/100なのですが、県内の小中学生のうち3500人もの生徒がもし不登校状態にあるとすれば、これはゆゆしきことだと実感できます。
特に中学生が目立ちます。割合でいうと全生徒の約15人に1人といいますから、1クラスに約2人ほども不登校の生徒がいるという計算になります。
また、前年度からの増加数にも着目して頂きたいのですが、年々驚くほどに増えてきていることが分かります。
⚫2 不登校の原因に関し
文部科学省の定義にあったように、病気ではないケースもあるとは思います。
家族関係や友人関係、いじめなどの問題、また場合によっては経済的理由、などの社会的な問題です。
しかし私自身の診療経験から、そうではない理由、即ち、医療の問題である場合が相当な割合で、あの膨大な数の中に含まれているのではないかと感じています。
⚫3 典型的な症状とは
医療の問題である場合、典型的な症状はどのようなものでしょうか?
まず1つにはエネルギー不足の問題です。エネルギーが足りないと、朝起きられない、立ち眩みやめまいがする、食欲がない、夜眠れない、自室から出る元気もない、といって引きこもった状況になることが多いです。
医療機関を受診して「起立性調節障害」などとされているケースが散見されますが、血圧値だけの話ではないはずです。
そしてもう一つは精神的な症状です。
抑うつ気分、強い不安感、パニック発作、夜間不眠、視覚や聴覚の過敏、などといった症状です。
エネルギー不足の問題と精神的な症状とは、どちらかだけのこともありますが、しばしば合併してみられます。寒くなる冬にはいずれの症状も同時に悪くなりやすく、根本の原因が共通であることが窺われます。

