2026.06.24
在宅医療栄養療法

不登校は治せる!【動画①それ、治せる症状なのでは?】

当クリニックは16年前に、訪問診療を中心に行うクリニックとしてスタートしました。地域で様々な経験をさせて頂く中で、栄養の重要性、病気からの回復には栄養が不可欠なんだ、ということに気づきました。オーソモレキュラー栄養療法を学び、約7年ほど前からは外来診療において、栄養補充の概念を積極的に取り入れるようになりました。

その後外来でもたくさんの患者さんの悩みを聞き、向き合う中で、重大な気づきがありました。

診療を求めてこられる方の多くはこれからご紹介するように、朝起きようとすると立ち眩みがして起きられない、食欲がない、夜は眠れない、いたたまれないほどに不安である、といった共通の症状を抱えておられ、結果として、学校に行けない、職場に行けない、といった状況にあります。

厄介なことに多くの方は、ここに至るまでに多くの医療機関で検査や治療を行い、それでも解決がつかず途方に暮れている。

当クリニックではこれらの症状に対して治療の取り組みを行い、これまでに一定の成果を挙げています。

どうしてそうなっているのか?どうしたら治るのか?をみなさんと共有したいと思い、一連の動画を作成することにしました。
とは言え、おひとりの力だけでは難しい面もあろうかと思います。最終的には、地域のかかりつけ医の先生とも協力して、治療に取り組んで頂きたいと思います。

*****本動画の概要*****

不登校または職場に行けない

 医療の問題 社会的問題(家族、お金)

典型的な症状

  1. エネルギー不足
    朝起きられない、立ち眩み、食欲がない、夜眠れない、自室から出る元気もない
  2. 気分障害 (うつ病、不安障害)
    抑うつ気分、強い不安感、パニック発作、視覚・聴覚過敏(幻聴)

医療機関を受診して「起立性調節障害」などとされ、治癒に至っていないケースも多い

⚫1 不登校とは

 不登校とは、「病気や経済的理由を除き、年間30日以上欠席した状態」 であると、文部科学省は定義しています。
 お示ししている通り、驚くほどに多くの子供さんが、学校に行けない状況にあるようです。

 当クリニックは石川県ですので、概ねの人口比率で全国の1/100なのですが、県内の小中学生のうち3500人もの生徒がもし不登校状態にあるとすれば、これはゆゆしきことだと実感できます。

 特に中学生が目立ちます。割合でいうと全生徒の約15人に1人といいますから、1クラスに約2人ほども不登校の生徒がいるという計算になります。 

 また、前年度からの増加数にも着目して頂きたいのですが、年々驚くほどに増えてきていることが分かります。

⚫2 不登校の原因に関し

 文部科学省の定義にあったように、病気ではないケースもあるとは思います。

 家族関係や友人関係、いじめなどの問題、また場合によっては経済的理由、などの社会的な問題です。

 しかし私自身の診療経験から、そうではない理由、即ち、医療の問題である場合が相当な割合で、あの膨大な数の中に含まれているのではないかと感じています。

⚫3 典型的な症状とは
 医療の問題である場合、典型的な症状はどのようなものでしょうか?

 まず1つにはエネルギー不足の問題です。エネルギーが足りないと、朝起きられない、立ち眩みやめまいがする、食欲がない、夜眠れない、自室から出る元気もない、といって引きこもった状況になることが多いです。

 医療機関を受診して「起立性調節障害」などとされているケースが散見されますが、血圧値だけの話ではないはずです。

 そしてもう一つは精神的な症状です。

 抑うつ気分、強い不安感、パニック発作、夜間不眠、視覚や聴覚の過敏、などといった症状です。

 エネルギー不足の問題と精神的な症状とは、どちらかだけのこともありますが、しばしば合併してみられます。寒くなる冬にはいずれの症状も同時に悪くなりやすく、根本の原因が共通であることが窺われます。

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