2022.10.25
栄養療法

食の取り組みで落ち着きのなさが治ってきた7歳女児(後編)

【母からの報告 これまでの食事内容】

 初めは正直苦しかったです。 今まで、ラーメンやパン、 外食三昧で、 なんなら土日はハッピーセット(Mドナルド )毎週食べに行ってたんです 今じゃ考えられないです、、、

 もともと3歳までも上白糖のお菓子は あげていませんでした。 3歳以降も上白糖のものは避けていて、グミやキャンディ、ラムネやチョコは6歳くらいまで食べたことがありませんでした。

 7歳の現在、それでも食べてはいますが、頻度は1ヵ月から半年に1度あるかないか。自分で考えさせています。 頂き物のお菓子(剣道でたまにもらってきます)も一度持って帰ってきます。

【取り組んだ食餌療法】

 大根菜を頂き、いりこと粉鰹、本みりん(瓶に入っている800円くらいの無添加にかえました。)などでふりかけ作りしたり、スラッシュ/以降が書いていない、添加物が出来るだけ無いものを娘に食べさせています。

 牛乳はやめ、焼きそば、うどんやラーメンもかなり食べていましたが、今は1ヵ月に一度買うかどうか。 無農薬では玄米を、 減農薬では一分だけついてもらい、食べさせています。

 おやつは 無添加アーモンドやくるみ。 たまに干し芋やみかん、 シャインマスカットが好きです。 甘いお菓子は食べません

 パンも毎日食べていましたが 必要なとき(例えば長距離移動してる時など)以外あまり食べなくなりました。 チクワやウィンナーは /がついていないものを 取り寄せたりして食べています

【まとめ】

 このお子さんの改善に最も寄与したのは間違いなく、熱心な食事改善への取り組みだったと思います。特に、
(1)乳製品、小麦製品が悪影響であることに気づき摂取しなくなったこと
(2)タンパク質やミネラルを豊富に含む食事に切り替わったこと

の寄与が大きかったと思います。

 サプリメントを用いなくても、食事の上で正しい引き算と足し算を行い、しっかりと取り組むことができれば、短期間でもこれだけの改善が得られるということですね。いい経験をさせて頂きました。

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