ヒトは社会的な動物である
今日は2ついいことがあり、楽しく有意義な日曜日だった。
(1)そらまめ将棋クラブに2人の外国の方が遊びに来てくれた。
アメリカとイギリス出身という2人。
2人とも、日本滞在歴は短いものの、将棋を知り、楽しみたいと自ら問い合わせ、来て下さった。
つくづく感じたのは、言語でも、競技としての将棋でも、とにかく使ってみる、やってみる、ことが大事ということ。2人とも将棋は初心者というレベルだったが、基本的な駒組みなど教えた内容を忠実に実行し、真剣に取り組んでくれた。
なにより、日本語オンリーを貫いていたのが印象的だった。2人の対戦では英語を使えば意思疎通できるにも関わらず、敢えて日本語のみを貫いていた。
新しい言語を習得し、文化に適合するということはそういうことだなと、とても刺激を受けた。
(2)大阪からはるばる、西川先生が遊びに来てくれた。
金沢大学在学中にクリニックに在宅医療の研修に来てくれたことがある西川和希先生が、小児科医ながら小児の在宅医療をしようと考えているとのこと。
ぜひすぐにでもやったらいいんじゃないかなあ。人生は短い。余計なことしてる時間などないよ。
お邪魔した和食料理店(クロスゲート金沢 喜久やさん)の店主とも意気投合して話が弾み、楽しい時間だった。
結局ヒトの喜びとは、人と出会い交流し、新しい感性に触れ、驚き、共感を得ることである。我々は社会的動物であり、そのように進化的適応を遂げてきた。
自分独りで得る楽しみなどたかが知れている。抑圧された3年間を経てなおのことと思うが、その認識を新たにできた1日だった。