2024.07.11
新型コロナウイルス感染症栄養療法

コロナワクチン後遺症(またはシェディング被害)に関する診療について

最近になり、立て続けにお問い合わせを頂いておりますので、以下に当クリニックの見解をまとめておきます。
当クリニックではこの診療を、自費診療でのみ行っています。その点、予めご了承下さい。

【ワクチン後遺症とはなにか】
(1) 投与されたmRNAにより細胞内で産生された、毒性を持つスパイクタンパクによる直接的な細胞傷害。その結果としての血栓形成など。
(2) スパイクタンパク産生細胞が非自己であると認識されることによる、自己免疫的な機序での傷害。

修飾型ウリジンmRNAは、分解されずに体内に残っている可能性があり、(1)(2)のプロセスが長期間にわたり繰り返されている可能性があります。

【どのような症状があるとされているか】
疲労や倦怠感、息切れや動悸、関節痛、筋肉痛、排痰量の増加や咳嗽、胸痛、脱毛、記銘力障害、頭痛、集中力の低下、抑うつ気分、味覚や嗅覚の障害、下痢や腹痛、睡眠障害、など。


【上記(1)(2)への対応方法】
・スパイクタンパクと細胞受容体との結合を妨げるイベルメクチンの投与。ストロメクトール錠3mg3錠を1日1回×3日間など。
・細胞が受けた酸化ストレスを緩和するための抗酸化療法。グルタチオン600mg+ビタミンC4gの経静脈投与。

・井上正康先生が著書で紹介されている、カテキンやターメリック、ノビレチン、納豆、食物線維、抗酸化作用のあるサプリメント(Vit.C,Eやグルタチオン)、等の摂取。(これらは医薬品ではなく食品)


全国でいろいろと試みられてはいますが、決定的な治療法は未だない現状です。
またこれらの方法については、やってみないとどれだけの効果があるかは分かりません。
当クリニックでも上記につき試みてはいますが、はっきりと効果のあった方は残念ながら少数です。

【栄養療法的な観点から】
一方、元より質的栄養失調や強いストレスのある方が、ワクチン接種を契機にこれらの症状を来した場合、副腎疲労症候群が顕在化したのではないかと思われるケースもあります。特に、
①疲労や倦怠感などのエネルギー不足の問題、
あるいは
②抑うつ気分や集中力の低下などのメンタルの症状、
が前景に立つ場合です。

その場合には通常の栄養療法で行うように、副腎皮質ホルモン剤(コートリル)や抗うつ剤(ジェイゾロフト、リフレックス)、食事の摂り方の見直しやサプリメントでの積極的な栄養補充、での治療を提案することもあります。

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